受け付けられないもの。
先日、あるサークル様から、時間をかけて書いていただいたであろうシナリオをいただいたのに、どうしても気持ちが受け付けなかったので、そのシナリオをお断りさせていただきました。
今後、同じようなことがあるかもしれないので、少し自分なりに考えをまとめて書いておこうと思います。
その作品は、「織田リコ」が、「織田リコとして話しているようなシナリオ」でした。
つまり例をあげると、「リコが○○してあげる」と、言うような感じです。(こういう台詞が、シナリオにあったわけではありません。あくまで、例です)
それを、お断りさせていただきました。
とても身勝手な考え方なのですが…。
私は、あくまで、「声を提供する対価としてお金を受け取ることもあるアマチュア」です。
「織田リコ」というのは、声を提供するお店の名前(屋号)であり、ひとつの記号です。
「織田リコ」という名前の、楽器だと思ってもらったら分かりやすいかもしれません。
私にとってプロとは、その「存在そのもの」を売り出していく人だと思っています。
それは、アイドルやタレントだけではなく、歌い手や声優も同じ。プロダクションなどに所属する商品であり、外見・才能・歌・声などの付加価値をつけた存在に対してお金を受け取る。そういう、ある種覚悟を持った方々だと思っています。
私には、その覚悟は持てませんでした。なので、プロの方々をとても尊敬しているのですが…。
今後も、持つつもりはありません。「覚悟を持たない」という、覚悟をしています。
だから私は、ちやほやされたくないし、「屋号」以上の意味を持たれることを嫌います。
正直に言って、「リコが○○してあげる」的な台詞には、上にあげたような「覚悟」が要る気がします。
私の考えすぎかもしれないし、そんなことは何も感じずに楽しんで演じられる演者さんもおられると思います。それはそれで、その方の考えなので、それを否定したり、疎んじたり、蔑むわけではありません。
ただ、私が生理的に受け付けないというだけのことです。
萌えボイスさんからのご依頼では、このようなシナリオをいただくことは、多々あります。
それに関して言えば、全部お受けしております。
それは、個人が楽しむための音声という前提がありますので、受けさせていただいています。
その方だけの中で、「織田リコ」という屋号がどういう意味を持とうと、それはその方の自由だと思うからです。
ただ、不特定多数の方に向けて販売される作品となると、多少意味合いが変わってくると思います。
ですから、販売・頒布を目的とする作品では、このような形式のシナリオは今後もお引き受けしないつもりです。
もしお考えの方がいらっしゃいましたら、ご容赦ください。
今後、同じようなことがあるかもしれないので、少し自分なりに考えをまとめて書いておこうと思います。
その作品は、「織田リコ」が、「織田リコとして話しているようなシナリオ」でした。
つまり例をあげると、「リコが○○してあげる」と、言うような感じです。(こういう台詞が、シナリオにあったわけではありません。あくまで、例です)
それを、お断りさせていただきました。
とても身勝手な考え方なのですが…。
私は、あくまで、「声を提供する対価としてお金を受け取ることもあるアマチュア」です。
「織田リコ」というのは、声を提供するお店の名前(屋号)であり、ひとつの記号です。
「織田リコ」という名前の、楽器だと思ってもらったら分かりやすいかもしれません。
私にとってプロとは、その「存在そのもの」を売り出していく人だと思っています。
それは、アイドルやタレントだけではなく、歌い手や声優も同じ。プロダクションなどに所属する商品であり、外見・才能・歌・声などの付加価値をつけた存在に対してお金を受け取る。そういう、ある種覚悟を持った方々だと思っています。
私には、その覚悟は持てませんでした。なので、プロの方々をとても尊敬しているのですが…。
今後も、持つつもりはありません。「覚悟を持たない」という、覚悟をしています。
だから私は、ちやほやされたくないし、「屋号」以上の意味を持たれることを嫌います。
正直に言って、「リコが○○してあげる」的な台詞には、上にあげたような「覚悟」が要る気がします。
私の考えすぎかもしれないし、そんなことは何も感じずに楽しんで演じられる演者さんもおられると思います。それはそれで、その方の考えなので、それを否定したり、疎んじたり、蔑むわけではありません。
ただ、私が生理的に受け付けないというだけのことです。
萌えボイスさんからのご依頼では、このようなシナリオをいただくことは、多々あります。
それに関して言えば、全部お受けしております。
それは、個人が楽しむための音声という前提がありますので、受けさせていただいています。
その方だけの中で、「織田リコ」という屋号がどういう意味を持とうと、それはその方の自由だと思うからです。
ただ、不特定多数の方に向けて販売される作品となると、多少意味合いが変わってくると思います。
ですから、販売・頒布を目的とする作品では、このような形式のシナリオは今後もお引き受けしないつもりです。
もしお考えの方がいらっしゃいましたら、ご容赦ください。